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「CSS Nite LP, Disk 25:Webデザイン行く年来る年(Shift6)」に参加して参りました!

こんにちは。亀田です。
雪が積もってしまいましたね。朝、起きるときに布団から出るのが億劫な季節になりました。
12月15日に東京神田で開催された、「CSS Nite LP, Disk 25:Webデザイン行く年来る年(Shift6)」に参加して参りました。約7時間という長い時間でしたが、内容が充実していたのであっという間の7時間でした。会場に到着してまず驚いたのは、会場の広さです。参加者が300名ということもあってとても広い会場でした(私が通っていた小学校の体育館と同じくらいの広さでした)。スクリーンもとても大きかったです。

セッション1「未来をプロトタイプしよう」
講師: could 長谷川 恭久さん

ユーザーのWeb活用方法が変化してきているということで、例えば、Webのアクセス手段について。以前はパソコンのみでアクセスしていたのに対して、2012年現在ではパソコン以外にスマートフォン・タブレットなどからでもアクセスするユーザーが増えました。コンテンツの閲覧については、以前は広い情報の中から自分が欲しい情報を得ていましたが、現在は自分が欲しい情報を必要な分だけ購入したり閲覧するようになりました。ユーザーのWeb活用方法が変わってきているのに、Web制作の手順や流れなどは変わっていないことが疑問とおっしゃる長谷川さん。「いろんなことになぜ?と疑問を持つことが大事」と蝦名に教わったことを思い出しました。なぜ今こうなっているのか、そうしなければならないのか。普段なぜ?と疑問を持つことが少ない自分にとって周囲にもっと目を向けることが来年の目標になりそうです。

長谷川 恭久さん

[撮影:飯田昌之]

セッション2「2013年に向けて押さえておきたい マークアップ・トレンド20」
講師:サーバーガーデン 益子 貴寛さん、ピクセルグリッド 小山田 晃浩さん

2012年は、Webサイトを制作する際、HTML5やCSS3が使用させることがめずらしくなくなってきたと感じた2012年でした。

レスポンシブデザインについて、2012年は導入する必要の有無について賛否両論、様々な意見が出た年でした。そもそもレスポンシブデザインが必要かどうか、導入する・しないという二者択一ではなく、お客さんの要望に柔軟に対応するにあたって、制作側の立場の人間としては導入方法くらいは知っておかなければいけないということが大事だという益子さんのお言葉、とても勉強になりました。また、スマートフォンやタブレットでWebサイトを閲覧する機会が増え、画像を拡大して見ることが普通になってきました。JPEGなどのビットマップ画像だと拡大したときに粗さが気になります。最近ではSVGなどのベクター画像を使用することも多くなってきたそうです。

SassやLessなどのCSSプリプロセッサーについてもお話されていました。私には「?」と思うことがまだまだ多かったので、来年はCSSプリプロセッサーについて勉強したいと思います。

益子 貴寛さん、小山田 晃浩さん

[撮影:飯田昌之]

セッション3「CodeGrid総集編2012『2012年の必読記事&2013年の注目記事』」
講師:ピクセルグリッド 中村 亨介さん、外村 奈津子さん、山田 順久さん

JavaScript開発見積りについてお話いただきました。普段作業工数に関するお話というのはなかなか聞く機会がないのでとても興味深いお話でした。ピクセルグリッドさんでは、基準となる作業を決め、それに仮想単位を当てはめて見積りを取るそうです。基準となる作業を決めることでそれより工数・コストがかかるのか、かからないのか理解しやすくなり、お客さまに提示しやすくなりますね。

中村 亨介さん、外村 奈津子さん、山田 順久さん

[撮影:飯田昌之]

セッション4「アクセシビリティ」
講師:インフォアクシア 植木 真さん、慶應義塾大学 長根 雅文さん、株式会社エフシーゼロ 山本 和泉さん

アクセシビリティ情報サイト「AccSell」のポッドキャスト公開録音ということで、このセッションは始まりました。植木さん、長根さん、山本さん3人のテンポ良い掛合いが魅力のセッションで、あっという間の35分でした。アクセシビリティって何をどうすればいいの?と思っている方は多いと思いますが、何も特別なことをする必要はないこと、画像のalt属性にわかりやすいテキストを入れたり、ページのtitleタグにいつも通りにHTMLのコードを書くことでアクセシビリティに繋がっていることを再認識しました。

植木 真さん、長根 雅文さん、山本 和泉さん

[撮影:飯田昌之]

セッション5「ツールと制作環境、電子書籍2012-2013」
講師:スイッチ 鷹野 雅弘さん

去年のCSSNite Shift5では「Fireworks CS6」でCSS3に書き出しできるということを知り、Fireworksを使ってみたいなと思ってしまいましたが、今年は「Photoshop CS6」からでもCSS3に書き出しできるということを知って、CS5シリーズを使っている私は、CS6にアップグレードしようかなと思ってしまいました(笑)Dreamweaver CS6について、新規作成をするときに「可変グリッドレイアウト」を選択する項目があるのですね。CS5ユーザーにとって魅力的な機能の一つです。

電子書籍について、現在は流通している数は雑誌や書籍などの紙媒体の方が圧倒的に多いのですが、今年はKindle・Nexus 7・iPad miniなど多様なデバイスが発売されたこともあり、今後確実に電子書籍の数自体は増えていくと思います。

鷹野 雅弘さん

[撮影:飯田昌之]

セッション6「ソーシャルメディア:2012年のトピック振り返りと、2013年に向けた活用の押さえどころ」
講師:株式会社ガイアックス GaiaX ソーシャルメディア ラボ 編集長 井出 一誠さん、ニイハチヨンサン 大月 茂樹さん

Facebookをピックアップすると、去年から今年にかけて個人でFacebookを始めた人や企業でPRページを作成することが多かったようです。企業のPRページでいえば、作成したものの自社製品の売上・利益につなげたり、運用をどのようにしていくか今年の課題としている企業が多いというお話でした。FacebookのページもWebサイト同様、コンテンツが命だということがわかりました。

井出 一誠さん、大月 茂樹さん

[撮影:飯田昌之]

セッション7「スマホ・タブレット・ミニタブ時代のWebサイト制作術」
講師:エイチツーオー・スペース たにぐち まことさん、矢野 りんさん、株式会社まぼろし 松田 直樹さん

今年はiPhone5が発売されたり、iPad miniなどの小型サイズのタブレットが発売され、セッションタイトルにもある通り、急速にスマートフォンやタブレットが普及してきたなと身をもって感じています。このセッションで一番驚いたのは、Webを閲覧する媒体によってコンテンツを最適化するという矢野さんの言葉でした。そもそもそこに至った経緯としてユーザーの大半は、スマホ・タブレット・パソコンを全く違う使い方をしているということでした。

  • スマートフォン:人とコミュニケーションをとるために使用する
  • タブレット:Webサイト閲覧のために使用する
  • パソコン:勉強やものづくりのために使用する

デバイスによってこれだけ違う使い方をユーザーはしているのですね。

たにぐち まことさん、矢野 りんさん、松田 直樹さん

[撮影:飯田昌之]

セッション8「WebのスキルをWindows8で活かそう」
講師:日本マイクロソフト 春日井 良隆さん

Kinectを使い、スライドのページ送りをする春日井さんのプレゼンはとてもかっこよかったです。
春日井さんのセッションは今年4月のCSSNite in Aomoriでも聞く機会があり、今回は2度目でした。
最近Windowsを触る機会がめっきり減った私ですが、Windows8の「Modern UI」にはとても興味があります。自宅のWindows環境はXPなのですが、マイクロソフトのXPのサポートが2014年4月8日(米国時間)に切れるということで、それまでには導入を検討しようかなと考えています。Windows8では、HTML5・CSS3・JavaScriptを使ってアプリケーションを作成できるということなので、私たちWeb業界で仕事をしている人にとって仕事の幅が広がりそうです。

春日井 良隆さん

[撮影:飯田昌之]

セッション9「Webデザイントレンド年末スペシャル!!今年のWebサイトの表現を多角的に振り返る60min.」
講師:Greative 原 一浩さん、矢野 りんさん、フォルトゥナ 坂本 邦夫さん

最後は、今年のWebデザインを振り返るデザイントレンドのセッションです。毎年、このセッションを楽しみにしているという参加者の方も多いと思います。
今年のトレンドの中で私が気になったのは「リボン」と「縦長の写真」です。
まず「リボン」について、「リボン」を使用することで使用した部分のテキストが強調されるのがわかります。
※参考サイト:Recipe For Love

「縦長の写真」について、私はパソコンでWebを閲覧することが多いのですが、パソコンのディスプレイは横長が多いので縦長の写真に多少の嫌悪感がありました。自社製品が縦に長いものの場合、使用している企業が多いようです。実際に使用しているサイトのキャプチャーを見たら、なかなか良い感じでした。また、参考サイトのように縦方向に奥行きが出るのでお部屋が広く感じますね。
※参考サイト:株式会社鈴木工務店

原 一浩さん、矢野 りんさん、坂本 邦夫さん

[撮影:飯田昌之]

最後に

去年、今年と2年連続Shiftに参加させていただきました。セミナーに参加して学んでも一度に吸収できる量が少なかったり、吸収するスピードが遅いので自分の中に取り込むのに苦労するのですが、地元以外のセミナーに参加するといろんな意見や経験談が聞けて参考になるのと同時に、自分のモチベーションもアップするような感じがします。来年も参加する機会があったらぜひ参加したいと思っています。講師の皆さま、実行委員の皆さま、本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。